八朔の雪
高田 郁著/ハルキ文庫
はぁ〜、ものすごく素晴らしかったです、これ。
読み終えて、一刻も早く続編を〜と思ったのは久しぶり。
次から次へと災難がふりかかりながらも、
それをものともせず、自分の血肉に変えて健気に生きる澪。
「料理人である」という大前提の下、出てくる料理がまた
なんともおいしそうでたまりません。
澪を支えるまわりの人々の造形も素晴らしく、
あっという間の読書タイムでした。
この一冊で終わりだったら寂しいし、勿体なさすぎる!と
中盤あたりから思っていたのですが、
ある登場人物の謎が謎のまま残されているので
きっと近いうちに続編を手にできるのではなかろうかと淡い期待も。
物語を堪能した後、「雲外蒼天」という言葉、
かなり心にひっかかっています。がんばれ澪!!
★★★★★
高田 郁著/ハルキ文庫
はぁ〜、ものすごく素晴らしかったです、これ。
読み終えて、一刻も早く続編を〜と思ったのは久しぶり。
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次から次へと災難がふりかかりながらも、
それをものともせず、自分の血肉に変えて健気に生きる澪。
「料理人である」という大前提の下、出てくる料理がまた
なんともおいしそうでたまりません。
澪を支えるまわりの人々の造形も素晴らしく、
あっという間の読書タイムでした。
この一冊で終わりだったら寂しいし、勿体なさすぎる!と
中盤あたりから思っていたのですが、
ある登場人物の謎が謎のまま残されているので
きっと近いうちに続編を手にできるのではなかろうかと淡い期待も。
物語を堪能した後、「雲外蒼天」という言葉、
かなり心にひっかかっています。がんばれ澪!!
★★★★★
パラドックス13
東野 圭吾著/毎日新聞社
やっぱり私が好きなのは家族とか兄弟に重きを置いた東野作品。
この作品は、いやはや、なんとも疲れました〜。
魔の13秒に取り込まれることの怖さよりも、大地震、台風、地盤沈下、
洪水etc・・・その後の諸々が現実にいつ起きてもおかしくないように思えて
ひたすら恐ろしい。
登場人物が多かったので、散漫になった感があり、
肩入れできる人物に最後まで出会えなかったのが残念。
SF的なことには滅法疎いので、最後まで読んでみて
一瞬意味がわからず、もう一度ラストを読んで、そういうことか〜と。
毎日新聞紙上で絶賛されていたので、読んでみたんですが、
買ってから気付いたら、「毎日新聞社刊」じゃ〜〜〜ん!
まんまと踊らされたぜ、ちっ。
★★★★
東野 圭吾著/毎日新聞社
やっぱり私が好きなのは家族とか兄弟に重きを置いた東野作品。
この作品は、いやはや、なんとも疲れました〜。
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魔の13秒に取り込まれることの怖さよりも、大地震、台風、地盤沈下、
洪水etc・・・その後の諸々が現実にいつ起きてもおかしくないように思えて
ひたすら恐ろしい。
登場人物が多かったので、散漫になった感があり、
肩入れできる人物に最後まで出会えなかったのが残念。
SF的なことには滅法疎いので、最後まで読んでみて
一瞬意味がわからず、もう一度ラストを読んで、そういうことか〜と。
毎日新聞紙上で絶賛されていたので、読んでみたんですが、
買ってから気付いたら、「毎日新聞社刊」じゃ〜〜〜ん!
まんまと踊らされたぜ、ちっ。
★★★★
少し前までは、かなりの本数で連続ドラマを見ていたものですが、
最近はほとんど見ていない。
生活リズムが変わったせいか、はたまた歳のせいか
なんだか集中できずじまい。
そんな中、久々にビビビっときたのが、NHK土曜ドラマ
「風に舞い上がるビニールシート」。
原作はご存じ、森絵都さんの直木賞受賞作。
原作を知っていた身としては、「あれをドラマ化するか〜」という驚きと、
何といっても配役の妙に拍手!
主人公の里佳を演じるのは吹石一恵さん。
この方、英語ペラペラなのですね〜。
まさに才色兼備って感じで里佳にぴったりです。
そして、何より久々に誰かを格好良い!と思わせてくれたのが
エドを演じるクリス・ペプラーさん。
クリス・ペプラーさんといえば、ラジオのDJやナレーションのイメージしか
なかったのですが、俳優もするのね〜という感じで、
あの「声」にやられちゃってます。
原作よりも里佳とエドの関係性に重きをおいているように感じられますが、
これは映像化して成功した作品じゃないかな、と思います。
そうそう、布施明さんの主題歌もドラマとものすごくマッチしていて
素晴らしいのですよ。
最近はほとんど見ていない。
生活リズムが変わったせいか、はたまた歳のせいか
なんだか集中できずじまい。
そんな中、久々にビビビっときたのが、NHK土曜ドラマ
「風に舞い上がるビニールシート」。
原作はご存じ、森絵都さんの直木賞受賞作。
原作を知っていた身としては、「あれをドラマ化するか〜」という驚きと、
何といっても配役の妙に拍手!
主人公の里佳を演じるのは吹石一恵さん。
この方、英語ペラペラなのですね〜。
まさに才色兼備って感じで里佳にぴったりです。
そして、何より久々に誰かを格好良い!と思わせてくれたのが
エドを演じるクリス・ペプラーさん。
クリス・ペプラーさんといえば、ラジオのDJやナレーションのイメージしか
なかったのですが、俳優もするのね〜という感じで、
あの「声」にやられちゃってます。
原作よりも里佳とエドの関係性に重きをおいているように感じられますが、
これは映像化して成功した作品じゃないかな、と思います。
そうそう、布施明さんの主題歌もドラマとものすごくマッチしていて
素晴らしいのですよ。
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きのうの世界
恩田 陸著/講談社
視覚に訴えないじわじわとした恐怖感。
ホラーでもないのに、やはり「不穏な空気」を書かせたら
恩田さんが一番かと。
塔と水路を売りにするM町。
そのMの中でも住民が近寄らない丘でひとりの男が殺された。
男は東京からやって来て、何かを調べまわっていたようだが、
一体誰が何のために男を殺したのか―。
まるでナレーションのように、俯瞰した語りで始まる物語。
自分が登場人物のひとりになったつもりで読み進んでゆくと、
いつのまにやら俯瞰が客観になり、客観が主観になり―という
何ともおもしろい展開。
双子の老婆、M町の実力者である一族、元警察官の男、
不穏な空気を醸し出す数々の登場人物が物語に色を添える。
個人的には殺人事件の結末にややがっかりしたことは否めないが、
恩田さんの世界観を十分に堪能できたので、それだけで大満足!
★★★★★
恩田 陸著/講談社
視覚に訴えないじわじわとした恐怖感。
ホラーでもないのに、やはり「不穏な空気」を書かせたら
恩田さんが一番かと。
![]() | きのうの世界 恩田 陸 講談社 2008-09-04 売り上げランキング : 121347 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
塔と水路を売りにするM町。
そのMの中でも住民が近寄らない丘でひとりの男が殺された。
男は東京からやって来て、何かを調べまわっていたようだが、
一体誰が何のために男を殺したのか―。
まるでナレーションのように、俯瞰した語りで始まる物語。
自分が登場人物のひとりになったつもりで読み進んでゆくと、
いつのまにやら俯瞰が客観になり、客観が主観になり―という
何ともおもしろい展開。
双子の老婆、M町の実力者である一族、元警察官の男、
不穏な空気を醸し出す数々の登場人物が物語に色を添える。
個人的には殺人事件の結末にややがっかりしたことは否めないが、
恩田さんの世界観を十分に堪能できたので、それだけで大満足!
★★★★★






